The Strokes おすすめアルバム紹介

おすすめアルバム紹介

皆さん「The Strokes」というバンドをご存知でしょうか。

先日、日本の音楽フェス 2023フジロックの参加が決まり話題になっております。

The Strokesは2001年に登場したアメリカ・ニューヨークの5人組のロックバンドです。60年代のガレージロックを現代風にアレンジした楽曲が瞬く間に世界中に広まり、すぐさま人気バンドとなりました。

The Strokesが登場する前は、Radiohead、Coldplayなどの内省的な音楽が世界中で流行っていて、 そんな時代の中The Strokesが突如現れると、当時の暗い雰囲気を一気にロックの時代へと変えました。

その後The Strokesに続き、様々なロックバンドがデビューし、The Strokesが与えた影響は計り知れません。

そこで今回はThe Strokesのおすすめアルバムをご紹介したいと思います。

おすすめアルバム第1位 「Room on Fire」

おすすめアルバム第1位 「Room on Fire」です。

リリース日 2003年                        

収録時間 33分

プロデューサー Gordon Raphael

作風はガレージロックが根幹にあるものの、1stと比べるとよりポップな仕上がりとなっていて、シンプルなサウンド構成は、何度も聴きたくなるような中毒性があります。作詞作曲はボーカルのジュリアンが全てを担当していて、ジュリアンが作り出す音の作り、メロディセンスは圧巻です。

Room on Fireは、1曲の時間が短く、非常に聞きやすいアルバムです。

初めて聴くにはおすすめアルバムだと思います。

おすすめ曲①「Reptilia

イントロのベースとドラムから始まり、その後ダブルギターが交わっていく感じが最高ですね。

これぞThe Strokesのサウンドと思える曲で、非常にかっこ良く、初めて聴くにはおすすめの1曲です。

おすすめ曲②「The End Has No End

ジュリアンの淡々とした声が切ないですね。

おすすめアルバム第2位 「Is This It」

おすすめアルバム第2位 「Is This It」です。

リリース日 2001年

収録時間 33分

プロデューサー Gordon Raphael

彼らの最初のアルバムです。作風はガレージロックであり、とにかくシンプルなサウンドとなっております。ギターやドラム、ベースとジュリアンの声のみの構成となっていて、余計な楽器やサウンドは一切ありません。最初に聴くときはやや肩透かしを食らうことがあるかもしれませんが、何回も聴くことで、必要なサウンドだけを追求したThe Strokesの魅力に気付けるはずです。

個人的には1stのサウンドが好きで、このアルバムは本当に素晴らしいと思います。

おすすめ曲①「Last Nite

彼らの代表曲であり、ファンからも非常に人気な曲の一つです。

ジュリアンのしゃがれた声が本当にかっこいいと思います。

おすすめ曲②「The Modern Age

The Strokesのデビューシングルです。

とても疾走感があり、ストレートなロックが非常にかっこいいですね。

おすすめ曲③「Someday

ミニマルなサウンドが最高ですね。

非常に軽快な曲でThe Strokesの良さが詰まっている曲だと思います。

おすすめアルバム第3位 「The New Abnormal」

おすすめアルバム第3位 「The New Abnormal」です。

リリース日 2020年4月10日

収録時間 45分

プロデューサー Rick Rubin

「The New Abnormal」はThe Strokesの6枚目のアルバムです。

前作の「Comedown Machine」(2013年発売)から7年ぶりとなる本作は、非常に傑作なアルバムだと思います。ガレージロックやポップサウンドがより進化をして、バラエティー豊かな曲が揃っていながら、アルバムとして統一感があり、初めて聞くには非常におすすめです。

なんとこのアルバム、グラミー賞で最優秀ロック・アルバム賞を獲得しています。

おすすめ曲①「The Adults Are Talking

これぞまさに皆が求めていたThe Strokesのサウンドだと思います。

1stと2ndのサウンドを合わせたような非常に中毒性のある曲で最高ですね。

おすすめ曲②「Bad Decisions

イントロの軽快なギターリフが最高ですね。

ジュリアンの声が非常にメロディアスで初めて聴くにはおすすめな1曲です。

おすすめ曲③「At the Door

非常に素晴らしい曲ですね。

シンセサウンドが切迫感や閉塞感を出しているように感じて、これまで出していた曲とは一線を画すような曲だと思います。The Strokesはアルバムを出すたびに新たな発見があるので、聴いていてとてもワクワクします。

おすすめ曲④「Brooklyn Bridge To Chorus

ノリノリのシンセサウンドがたまらなく良いですね。

80年代のサウンドとギターが特徴的で、ポップサウンドが非常に素晴らしいです。

おすすめアルバム第4位 「Comedown Machine」

おすすめアルバム第4位 「Comedown Machine」です。

リリース日 2013年

収録時間 39分

プロデューサー Gus Oberg

「Comedown Machine」はThe Strokesの5枚目のアルバムです。

Comedown Machineは、これまで出てきたアルバムとは大分音楽性が違うアルバムです。The Strokesらしいシンプルなサウンドもあれば、80sのシンセサウンド漂う曲、レトロ・ディスコサウンドなど様々な音楽ジャンルがあり、今までのアルバムと比較するとかなり実験的なアルバムといえますね。

このアルバムは非常に中毒性が高いです。かなりポップですが、曲ごとにいろいろ工夫がされており、飽きない魅力があると思います。

おすすめ曲①「One Way Trigger

シンセサウンドがとにかく良い曲です。

ジュリアンの作曲センスは本当に素晴らしいと思います。

おすすめ曲②「All The Time

非常にシンプルなサウンドでThe Strokesらしい曲です。

おすすめアルバム第5位 「First Impressions of Earth」

おすすめアルバム第5位は、「First Impressions of Earth」です。

リリース 2006年

収録時間 約52分

プロデューサー David Kahne, Gordon Raphael

「First Impressions of Earth」は、The Strokesの3枚目のアルバムです。

今までジュリアン主導で作っていましたが、今作はメンバーも曲作りに加わり、前2作とは少し音楽性が異なっています。シンプルなサウンドよりかは少し重めなサウンドが中心となっていて、アルバム収録時間は全2作と比べると、やや長く統一感に欠ける印象はありますが、非常にかっこいい曲が多く、おすすめなアルバムです。

おすすめ曲①「You Only Live Once

You Only Live Onceは人生は一度きりという意味です。

1stに比べるとやや重めなサウンドですが、非常に聞きやすい曲だと思います。

おすすめ曲②「Juicebox

この曲はとにかくベースとギターがかっこいいと思います。

重厚感のあるサウンド、ジュリアンの吠えるようなボーカルどれも最高ですね。

おすすめアルバム第6位 「Angles」

おすすめアルバム第6位 「Angles」です。

リリース日 2011年

収録時間 34分

プロデューサー Joe Chiccarelli、Gus Oberg

「Angles」は、The Strokesの4枚目のアルバムです。

前作「First Impressions of Earth」から5年という月日を経って発売された今作は、音楽性が今まで異なり、電子音楽を取り入れるなど実験的なサウンドが非常に多いのが特徴です。ジュリアンの歌い方もかなり変化しており、曲によって声色を変えるなど試みがされており、聴いてみるとよく変化しているのがわかります。

変化に富んだThe Strokesのサウンドは、聴いていて飽きない魅力があると思います。

おすすめ曲①「Under Cover of Darkness

The Strokesらしいサウンドな曲です。

「Is This It」に比べると、メロディが成熟しているように思えます。MVを見てみるとメンバーも青年から大人へと成長していて、時の流れを感じますね。

まとめ

The Strokesのおすすめアルバムをご紹介しました。

The Strokesはアルバムを出す度に音楽性を変えていくため、アルバムを聴く順番が非常に重要です。最新作から聴いてもいいと思うですが、まず彼らの原点である1st、2ndを聴いてからの方がいろいろと変化が楽しめていいのではないかと思います。

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